■自然派の友人のアソコ
その友人とは大学時代に出会って、社会人になった今でも2人で月1程度飯を食べる仲だ。
友人は自称「自然派」で、健康に色々気を使っている。私は自然派の定義をよく知らないが、彼女の話を聞く限りでは
・マーガリンやショートニングが使われたお菓子は食べない
・ペットボトルの飲料は飲まない
・ラップは使わない
・電子レンジは使わない
・ビワの葉はめっちゃ健康に良い。ガンも治す
・どっかの国産(忘れたたぶんアメリカ)の小麦粉やサラダ油は危い。(遺伝子組み換え)
とか色々気を使っている人のことなのかと思っている。
私は彼女の前でペットボトルの水も飲むし、お菓子もバリバリ食べるが、彼女は何も言ってこない。
お互い考えに違いはあれど、干渉したりはしない。だから今まで付き合いが続いていた。
それなのに。それなのに。
この前彼女と温泉旅行に行くことになった。彼女と泊まりがけで出かけるのは初めてだった。
飯も上手くて、宿もそこそこ綺麗で、インドア派の私もなんとなくいいなと思える旅行だった。
しかし、お目当の温泉でそれは起こった。
彼女のアソコがツルツルだったのだ。それはもう1本たりとも存在していなかった。
ついついソコに目がいってしまったのに気づいたのか、彼女は少し恥ずかしそうに言った。
「脱毛したんだ。レーザーで。」
衝撃だった。だって彼女は自然派だ。電子レンジだって使わない。それなのに体にレーザーを当てていたことに、勝手ながら驚きを通り越して怒りに似たものを感じてしまった。
自然派の彼女よりも私のが自然派だったことが少し恥ずかしかった。
色々聞いていくと、彼女は社会人になってからレーザー脱毛をしたらしい。大学で出会ったときはすでに彼女は自然派だったので、やはりすごくモヤった。
いや、全然いいのだ。自然派の人がレーザー脱毛をして何が悪いというのか。自然派でも忙しくて水筒を用意できなかったら、ペットボトルの水を飲んでもいいじゃないか。たまにはマーガリンをたっぷり使ったサクサクのクッキーを食べてもいいじゃないか。そうだ何も間違ってない。
何度もそう自分に言い聞かせているのに、もう2ヶ月間このモヤモヤが取れないんだ。
彼女の自然派な行動を見るたびに、「でもレーザー当てたじゃん」と心の中でつっこんでしまう。
自分の性格の悪さを実感するのも疲れてきたし、なんだか彼女と会うのが億劫になってしまった。
(出典: anond.hatelabo.jp)



